インストールマニュアル Windows 版

「GT 顧客管理」をインストールするサーバーに PostgreSQL がインストールされていない場合は、インストールの最初に PostgreSQL のインストールが開始されます。

1. インストールを実行する
Administrator権限を持つユーザーでダウンロードしたインストーラを実行します。
1) ダウンロードしたgtmkt-2.0.2.exeをダブルクリックする
インストール開始
「次へ」ボタンを押します。
2) 「使用許諾契約」を確認する
「使用許諾契約」を読んで契約に同意される場合は、「使用許諾契約の全条項に同意します。」を選択してください。見えない範囲はスクロールバーを使用してすべて確認してください。
使用許諾の同意
「次へ」ボタンを押します。
3-1) PostgreSQL をインストールする
(※PostgreSQL がインストールされていない場合)
PostgreSQL がインストールされていない場合は、以下のメッセージが表示されます。
PostgreSQLのインストールの確認
「はい」ボタンを押します。
3-2) PostgreSQL のサービスアカウントのパスワードの入力
(※PostgreSQL がインストールされていない場合)
PostgreSQL を実行するサービスアカウントのパスワードを入力します。
「次へ」ボタンを押します。
Windows Server 2008 をご利用の場合は、パスワードポリシーが強化されているため複雑な(大文字と小文字、数字や記号などをまぜた)パスワードを設定する必要があります。
サービスアカウントのパスワードは、Microsoft 管理ツールで変更することができます。Microsoft 管理ツールについては、Windows に付属のヘルプをご覧ください。
3-3) PostgreSQL のスーパーユーザーの入力
(※PostgreSQL がインストールされていない場合)
PostgreSQL のデーターベースを管理するユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
「次へ」ボタンを押します。
3-4) PostgreSQL のインストールの実行
(※PostgreSQL がインストールされていない場合)
PostgreSQL のインストールを開始します。
PostgreSQL のインストールが終了したら、「次へ」ボタンを押します。
4) インストール識別子を確認する
インストール識別子を確認します。ここで入力した識別子が「GT 顧客管理」のインストール先になります。
「次へ」ボタンを押します。
5) Web サーバーのCGI 実行可能ディレクトリを確認する
指定されたディレクトリの下にインストール識別子のディレクトリが作成され、そこに実行ファイルがインストールされます。
「次へ」ボタンを押します。
変更する場合は、「参照」ボタンを押してディレクトリを指定してください。
すでにディレクトリが存在する場合は、確認ダイアログが表示されます。そのままでよければ「はい」ボタンを押して処理を続けてください。
この場合、既存のファイルは削除されます。
6) Web サーバードキュメントルートディレクトリを確認する
指定されたディレクトリの下にインストール識別子のディレクトリが作成され、そこにイメージファイルなどがインストールされます。
「次へ」ボタンを押します。
変更する場合は、「参照」ボタンを押してディレクトリを指定してください。
すでにディレクトリが存在する場合は、確認ダイアログが表示されます。そのままでよければ「はい」ボタンを押して処理を続けてください。
この場合、既存のファイルは削除されます。
7) PostgreSQL のスーパーユーザーの入力
(※PostgreSQL をこのインストーラーでインストールした場合は、表示されません。)
PostgreSQL をインストールしたときに設定したスーパーユーザーとユーザーのパスワードを入力します。
「次へ」ボタンを押します。
8) データーベース名の確認
「GT 顧客管理」が使用するデータベース名を確認します。
「次へ」ボタンを押します。
すでにデータベースが存在する場合は、確認ダイアログが表示されます。そのままでよければ「はい」ボタンを押して処理を続けてください。
この場合、既存のデータは削除されます。
9) データベース管理ユーザーの入力
(※PostgreSQL をこのインストーラーでインストールした場合は、表示されません。)
「GT 顧客管理」が使用するデータベース管理ユーザー名を確認します。
「次へ」ボタンを押します。
すでにデータベース管理ユーザーが存在する場合は、確認ダイアログが表示されます。そのままでよければ「はい」ボタンを押して処理を続けてください。
この場合、既存のデータベース管理ユーザーのパスワードは入力されたパスワードに変更されます。
9) インストール内容を確認する
インストール内容の確認をします。
内容を確認して問題がなければ「次へ」ボタンを押してインストールを実行します。
10) インストールの完了を確認する
インストールが正常に完了した場合は以下の画面が表示されます。
「完了」ボタンを押してインストーラーを終了させます。
11) ブラウザを起動する
ブラウザを起動するかどうかたずねます。ブラウザを起動する場合は、「はい」を押してブラウザを起動してください。
ブラウザの起動
続いて、GT 顧客管理の初期化を行ってください。
2. GT 顧客管理を初期化する
インストールが終わったら、Web ブラウザーから「GT 顧客管理」にアクセスして初期化を行います。
1) Web ブラウザーを起動してWeb サーバーにアクセスする
標準の状態でインストールした場合には以下のURLにアクセスします。
http://(IPアドレスまたはホスト名)/script/gtmkt/gtmkt.exe/index.php
2) データベース管理ユーザーのパスワードを入力し初期化する
3-8で入力したデータベース管理ユーザーのパスワードを入力して「初期化する」ボタンを押します。
初期化
3) 初期化が完了しシステム管理画面およびアプリケーション画面へのリンク画面が表示される
初期化が正常に行われるとシステム管理画面およびアプリケーション画面へのリンク画面が表示されます。
初期化完了
4) システム設定からシステム設定を行う
システム設定でユーザーの設定とシステム管理者パスワードを設定を行ってください。
[システム管理マニュアル]
※データーベースの設定の確認
「GT 顧客管理」が、正常にデータベースにアクセスできない場合、データベースの設定を確認します。
1) "pg_hba.conf"ファイルを開く
標準的なインストールでは、以下のディレクトリにあります。
C:\Program Files\PostgreSQL\(バージョン)\data
2) 以下の設定になっているかどうかを確認する
# IPv4 local connections:
host   all   all   127.0.0.1/32   md5
または、
# IPv4 local connections:
host   all   all   127.0.0.1/32   trust
「trust」の設定は、信用できる環境でのみお勧めします。この設定は、ローカルからのすべての接続を許可する設定になっています。
3) 設定が違っている場合は、以下の設定を先頭に追加する
# IPv4 local connections:
host    db_gtmkt  gt_gtmkt   127.0.0.1/32   md5
上記の設定は、デフォルトでインストールする場合の設定です。「db_gtmkt」と「gt_gtmkt」はそれぞれインストールするときに設定するデータベース名とデータベースに接続するユーザー名です。インストールする環境に応じて適宜変更してください。詳細な設定はPostgreSQL 付属のドキュメントを参照してください。
4) 設定を変更した場合は、PostgreSQLを再起動する
再起動は、[スタート]メニューから、[すべてのプログラム - PostgreSQL (バージョン番号) - 構成をリロード]で行えます。
※IISを使用している場合に初期画面が表示されない
IISを使用している場合に初期画面を表示しようとしても、『ページが見つかりません』と表示されて初期画面が表示されないことがあります。
■Windows Server 2003 をご利用の場合
インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャでCGIディレクトリとWebサービス拡張の設定を確認してください。
[CGIディレクトリの設定]
[Webサービス拡張の設定]
■Windows Vista / Windows 7 をご利用の場合
インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャでCGIディレクトリとISAPI および CGI の制限の設定を確認してください。
[CGIディレクトリの設定]
[ISAPI および CGI の制限の設定]
■Windows Server 2008 をご利用の場合
インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャでCGIディレクトリとISAPI および CGI の制限の設定を確認してください。
[CGIディレクトリの設定]
[ISAPI および CGI の制限の設定]